昨年8月、恵比寿・エコー劇場にて上演しました『ハーンの面影』の舞台映像の編集が終了しましたので、YouTubeにて「無料配信」致します。
「むかし、この国はとても美しかった‥‥」
この舞台はラフカディオ・ハーン(日本名・小泉八雲)の『日本の面影』『怪談』から作品を抜粋し、演技と語りと生演奏(琵琶・琴・篠笛・三味線・太鼓他の打楽器)・そして舞踊のコラボレーションにより、明治期の日本の情景や人々の心のあり方を追体験してみようという動機のもとに製作されました。
150年前にわが国を訪れ、その景観の美しさと精神性の豊かさ・深さに感銘を受けた外国人の言葉を、現代日本のお客さま方は大きな感動と驚きをもって受け止めてくださったようです。
この度、ヤン・カワモトさんの大胆な撮影と繊細な編集により、映像作品『ハーンの面影』が完成いたしました。
ひとりでも多くのみなさまに「かつての日本の姿と心」に触れていただきたく、私どもはこの作品をYouTubeにて無料配信することにいたしました。
お気に召しましたら、ぜひお知り合いににもお薦めくださいませ。
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私ども演劇倶楽部『座』は、今後もわが国の「美しいことばと姿と音楽」によって構成される舞台を創り続け、無料配信でみなさまにご覧いただきたいと考えております。
この趣旨にご賛同いただき、劇団へのご寄付(税制優遇の対象となります)などお寄せいただけますなら、これに勝る喜びはございません。
詳しくは寄付で支援するのページをご参照ください。